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185: 2017/03/03(金) 13:30:53.51 ID:mGyd29RnM

煽り
「絶対的な自身を持つ
 神(シンドバッド)

 虚偽と信望の信念を計る
 問答の行方は!?」

白龍とシンドバッドが対峙する

シンドバッド
「汝に問う、理不尽な世界では
 何を疑い何を信ずるべきか?」

白龍
「己以外の存在を信じろ

 なぜなら正しさとは
 生きている間に
 何度も変化するからだ

 難儀な事にな…」

シンドバッド
「白龍くん…
 それは…王者の責任の
 放棄ではないのか?

 王とは正しさを掲げ、
 大勢を率いて前に
 進まねばならない

 王者の正義が揺らげば
 他の者も迷って
 バラバラになろう」

白龍
「しかし、王者の正義そのものが
 間違っていた場合は?」

シンドバッド
「なに?」

白龍
「正しさは変わってしまう

 例えば、かつて煌帝国では
 軍事により勢力を拡大する事が
 正義だったが、それも時代に
 沿わなくなった

 俺は復讐を大義に掲げ
 兵を起こしたが

 殺す相手がいなくなった途端に
 自分を保てなくなってしまった

 お前はどうなんだ?」

シンドバッド
「…」

白龍
「己の正義が絶対に揺らがないと
 言えるのか?

 自分が道を違えているかも
 しれないという不安はないのか?

 それとも神になれば…
 そんな不安からは解放されるのか?

 むしろ俺が問いたい
 教えてくれ、シンドバッド王よ」

シンドバッド
「…」

シンドバッド
「白龍くん…」

白龍
「はい?」

シンドバッド
「俺が問いかけをする為に
 君達を聖宮へ呼んだんだ!

 問いかけで返してくるとは
 君は不遜な奴だな!」

シンドバッドが白龍を指差す

白龍
「それはどうも」

シンドバッド
「俺は自分を信じているよ」

白龍
「なぜ?」

シンドバッド
「俺は世界から戦争を
 失くす為に行動してきた

 そしてその通りに
 成し遂げた…

 誰にも実現出来なかった事を
 やったという自負があるよ

 昔から俺には
 なんとなく見えたんだ
 どうすればいいのか」

白龍
「【運命】が?」

シンドバッド
「ああ!

 アラジンが【アルマトラン】の
 歴史を見せてくれた時に
 確信が持てたんだ

 【運命】の存在
 そのものにな…」

背景には以前のシンドバッド

シンドバッド
【そうだったんだな
 『ソロモン王』よ…】

白龍
「だから自分以外の仲間を
 信じていないのか?」

シンドバッド
「俺は仲間を信じているさ!」

白龍
「だが仲間の事を自分より
 小さく弱い存在だと
 思っているのだろう?」

シンドバッド
「…」

シンドバッド
「それは…仲間を
 信じていない事にはならない

 ただ、人間には役目があるんだ

 まさに、ジュダルが第一の迷宮で
 言った通りにな」

白龍
「あいつがそんな事を?」

シンドバッド
「ああ

 人は器の大きさも形も違う
 適した役目しか真っ当できない

 白龍くん、まさに君が
 皇帝の役目を全う
 できなかったように

 力が達なければ
 失敗してしまう」

白龍
「それは、その通りだ」

シンドバッド
「失敗には代償が伴う
 俺はそれを無視できないと
 言いたいんだよ

 だからかつてシンドバッドは
 国家の垣根をなくし

 世界の力を己の一手に
 集約しようとしていた…」

白龍
「力を一人の王に集める必要が
 どこにある?

 力を分け与えればいい
 己以外の存在に」

シンドバッド
「なぜ?

 俺が神の役目を失敗するのが
 不安だからという理由でか?

 そんな事は出来ない」

白龍
「なぜ?」

シンドバッド
「神の力を分け与えられる相手が
 いないからだ

 俺以上に、上手くこの世界を
 良い方向へ導けると確証を
 抱ける相手が一人もいない」

白龍
「それは…分からないじゃないか
 本当に、一人もいないのか」

シンドバッド
「…」

白龍
「お前より優れた人間が…
 お前と対等以上に
 渡り合える人間が…
 本当に一人もいないのか?」

シンドバッド
「…だから…これは
 それを見極める為の
 戦いじゃないか」

白龍
「えっ?…!」

何かに気付いた白龍が
アラジンとシンドバッドの
言葉を思い返す

アラジン
【シンドバッドおじさんは
 なぜ僕らと戦うんだい?】

シンドバッド
【それは俺の唯一の心残りを
 消す為だ】

白龍
「ああ…なんだ…
 そういう事か…!」

【アラジン達サイド】

アラジン、アリババ、アルバが
次の扉へと歩いている

アラジン
「シンドバッドおじさんは
 自分が本当に世界で一番
 神様にふさわしい
 優れた人間なのか

 まだ確信が持てないんだよ
 きっと、それが心残りなんだ

 おじさんは神様になったけど、
 ルフの書き換えから僕達4人は
 こぼれ落ちた…

 ルフが書き換えられていない
 僕達を見つけた時のおじさんは

 なんだか嬉しそうに
 見える顔をしていたよ

 挑戦者を見つけたような…」

アリババ
「なんか待ってました
 …って感じだったもんな」

シンドバッドに言われた言葉を
思い返すアリババ

シンドバッド
【君のルフに俺の意志は及んでいない
 君は不思議だよ、アリババくん】

アラジン
「だから僕達と戦って、
 問いかけて、
 見極めたいんだよ

 自分が本当に神様になって
 いいのかをね」

アリババ
「シンドバッドさんって
 潔癖だよな」

アラジン
「真面目な人なんだよ」

アルバ
「それって褒めてるのかい?
 けなしているのかい?」

その時、塔がゴゴゴと音をあげ
階層の1つが沈んでいく

アリババ
「【ヴァルフォール】が沈む!」

アルバ
「白龍が迷宮を攻略したんだ
 でもおかしいなぁ

 ジュダルや白龍なんかが
 シンドバッド様を
 説き伏せられるとは
 全然思えないんだけど…

 なぜこんなあっさり迷宮を
 攻略できちゃうんだろう?」

顔を見合わせるアラジン、アリババ

アリババ
「って事はつまり…!?」

アラジン
「僕達に説き伏せられる事が
 目的ではない…?」

アリババ
「シンドバッドさんには
 別の目的があるのか…!?」

そうこうしている内に
次の扉へと到着する

アルバ
「さあ、着いたよ!
 ここが第三の迷宮だ!」

ナレーション
「第三の迷宮(ダンジョン)
 【精神と傀儡(かいらい)の試練】
 『ゼパル』」

アラジンとアリババが
次の扉に入ると…

アリババ
「また何かが見える!
 …シンドバッドさん?
 …と、誰だ?」

シンドバッド
「ようこそ!【ゼパル】は
 シンドバッドが17歳の時に
 挑んだ迷宮だ

 その頃、俺はついに自分の国を
 手に入れようとしていた

 とある島をパルテビア帝国から
 買い取り、最初の王国を
 建設しようとしていたんだ

 そのパルテビアの王女だったのが
 彼女…【セレンディーネ】だ」

微笑んでいるセレンディーネ

アリババ
「パルテビアの王女…?」

シンドバッド
「ジン【ゼパル】の最初の主は
 このセレンディーネだ

 そして俺は…
 彼女の命を犠牲にして…

 そのルフと同化する事で
 【セパル】の力を手に入れたんだ

 アリババくん、ちょうど君と
 カシムくんのようにな!!」

アリババ
「なに!?」

シンドバッド&セレンディーネ
「魔装ッ!!」

シンドバッドとセレンディーネの
指輪がカッと光りだす

アラジン&アリババ
「えっ!?」

シンドバッド
「汝らに問う!!

 理不尽な世界では人間は
 己の意志で生きるべきか!?
 他者に導かれるべきか!?

 俺【たち】はジン【ゼパル】に
 認められた…
 精神と傀儡の信念!!」

アラジン
「ああっ!!?」

シンドバッドとセレンディーネが
魔装状態になる

アラジン&アリババ&
「魔装が二体!!?」

シンドバッド
「さぁ…君達の答えを
 聞かせてもらおうか!!」

煽り
「続く神(シンドバッド)の問い!
 辿る覇王の軌跡!!
 その胸中へと迫る!!」

186: 2017/03/03(金) 13:43:19.18 ID:vrImJKAId
2人同時か。セレンのルフもシンドバッドにあるならセレン自身も問いかけてくるんかね

188: 2017/03/03(金) 13:53:44.12 ID:i2aUd5Ke0
しかし折角久々の女性魔装なのに腹ぼて子供魔装っていう…

194: 2017/03/03(金) 16:09:16.00 ID:SRbl/GbL0
セレンの魔装がもっとエロかったら良かったのに

187: 2017/03/03(金) 13:48:07.99 ID:mKF9riA1a
仲よさそうでいい感じ
しかし心残りの方はここまで来て自分より優れてる人間いるんだーで諦められるんだろか

190: 2017/03/03(金) 13:59:37.48 ID:lfOKnLbsp
やっぱりシンドバッドが結婚しない理由ってセレンディーネ絡みっぽいな

189: 2017/03/03(金) 13:54:17.06 ID:vrImJKAId
シンドバッドの目的は自分より優れた奴がいるか確かめるのともう一つ何かありそうだけど何だろう

192: 2017/03/03(金) 16:02:19.75 ID:QMUkv9k+p
自分1人が神になるか、
アリババたちと協力してやっていくか
を見極めたいのかと思ったけど

198: 2017/03/03(金) 16:21:44.90 ID:Aj879s0Up
 新郎新婦
no title


200: 2017/03/03(金) 16:23:35.36 ID:MiCH+jFE0
>>198 
シンドバのこの衣装って確か花婿衣装がモチーフなんだっけ? 
ま、そういう事だよなー

195: 2017/03/03(金) 16:11:05.86 ID:i2aUd5Ke0
セレンから手を握ってきたり大分可愛らしい性格になってるなセレン
これから多少変わってくのかシンドバの中のセレンなのかはわからんけど

ババさんらと協力は無さそうな気がするなあ…
でも落としどころ解らんしな

196: 2017/03/03(金) 16:16:43.94 ID:MiCH+jFE0
シンセレは外伝読んでも仲良しって感じの関係ではないけどなー

これアルバわざとヒント与えてる感じにみえるな
完全にシンドバの意図をくんでやってるのか、アルバの独断か

203: 2017/03/03(金) 16:54:51.55 ID:rAeM+etG0
外伝でも仲良しではないのか
シンドバッドが結婚しないのはセレンが理由というのは?
他に近しい女性が居ないから?

207: 2017/03/03(金) 17:05:26.71 ID:MiCH+jFE0
>>203
結婚しない理由がセレンかはまだ不明
とりあえず今は、セレンが自分と結婚すれば王家の血筋は手に入るぞ!みたいな感じでシンドバを説得するも、王の血筋なんてなくても国は作れる!ってシンドバに蹴られる、みたいな感じ
正式な婚約とか恋人関係とかはまだないから、あるとしたらこれからじゃないか?

204: 2017/03/03(金) 17:00:29.88 ID:aP4iUdCQa
今意見対立状態だけどいい感じっぽく書かれたりもしたから今後どうなるかは分からんよ
結婚はゼパル攻略時に血を利用しろとセレンに持ちかけられたりしてた

218: 2017/03/03(金) 20:30:03.62 ID:40WqhIpu0
次のテーマは己の意思で生きるべきか
誰かに導かれるか

別にどっちでもいいとアリババは言うだろうけど

212: 2017/03/03(金) 17:28:57.94 ID:5TMlRUfzp
アリババは己の意思で王族の血を捨ててモルジアナと未来を生きることを選んだから前者になるな

213: 2017/03/03(金) 17:32:48.99 ID:Etk6FNnz0
相手も2人だしこっちもアリアラの2人で問答するんかね

214: 2017/03/03(金) 18:08:01.34 ID:rAeM+etG0
アリアラなら導かれるか自分の意思かの二択じゃなくて相談して決めていくんだよ!で終わるのでは…

215: 2017/03/03(金) 18:18:06.57 ID:2AhAl/pZa
アリアラの場合ちょっと微妙な答えが続いて最後の方の迷宮でどんでん変えすとか
パターン的にやりそうな気がしないでもない

引用元:http://ikurai.2ch.sc/test/read.cgi/wcomic/1486717097/



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