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787: 2017/04/21(金) 15:54:28.22 ID:Ah+Qu5o9p

煽り
「善と悪も、光も闇も、
 正しい答えはない

 それは、考え抜いた者達の
 戦いの先に」

煽り
「シンドバッド vs アリババ
 それぞれに譲れぬ意思がある…
 魂の死闘!!!」

アリババとシンドバッドが
戦っている

アルバ
「無意味な戦いだ
 アリババ君は
 何を考えているんだ?」

先程のアリババとのやりとりを
思い返すアルバ

アルバ
【シンドバッドが勝てば
 世界はルフに還る

 でもアリババくんが
 勝っても、

 ソロモン王の世界が延々と
 続くだけなんでしょう?】

アリババ
【楽しみにしてて下さいよ
 アルバさん

 そのどちらでもない
 未来になる…

 俺、そんな気が
 するんです!】

アルバ
「…無理無理、勝てないに
 決まってるよ!」

シンドバッドが炎を
アリババに飛ばしてくる

アリババが剣で炎を
受け止める

直後、アリババの背後から
4つのエネルギー魔法が
空中の魔法陣から飛んでくる

アリババが炎を振り払いながら
それを回避していく

アリババ
「【運命】だから…
 偉い神様達と戦う理由で

 俺はルフにされたくなんか
 ありません!!」

シンドバッド
「君もアラジンと同じだな!

 あるいは、君ならばという
 予感もあったが…

 元より君達に
 理解できるはずもない!!」

背景にはシンドリアでの
シンドバッドの描写

シンドバッド
【運命が見えなくなって
 来ている

 アリババくんが
 戻ってきてから
 少しずつ狂ってしまった

 世界中の国々を
 仲間にするのは
 簡単だったのに、

 なぜ彼一人だけが?】

アリババ
「なぜ、俺達に
 理解できるはずが
 ないんですか?

 あなたが
 理解してもらう努力から

 逃げていただけなんじゃ
 ないですか!?」

シンドバッド
「なんだと?」

アリババ
「俺達は何度も
 話し合おうとした
 あなたは話さなかった…

 だから、誰からも
 理解してもらなかったんじゃ
 ないですか!?

 シンドバッドさん!!」

シンドバッド
「では言わせてもらうが

 これは俺達を
 【運命】の支配から
 解き放つ為の戦いなんだ

 俺達の上にかつて
 イルイラーがいたように

 イルイラーの上にも
 神がいる」

アリババ
「【運命】の支配から
 解き放つ為の戦い?」

シンドバッド
「俺達の未来など
 彼らの気まぐれ一つで
 変えられてしまう…!

 ウーゴは魔法で
 イルイラーを引き摺(ず)り
 下ろす事には成功したが、

 全てを覆すには
 もっと巨大な力が
 必要なんだ

 君達には【運命】を誰かに
 握られているという感覚は
 理解できないだろう…

 アルマトランでの惨劇を
 見ただろう!?

 アルマトランの魔道士達は
 ある時、全員が【運命】を
 はっきりと理解してしまった!

 すると、それまで
 自由意志で生きていたと
 思い込んでいた自負が
 一気に崩壊してしまった…

 アルマトランの魔道士達は
 【運命】の存在を否定する

 ただそれだけの為に
 世界を滅亡させる戦争を
 起こした!!

 圧倒的な【虚無】を
 生み出す

 縦に連なる【運命】の
 支配構造…

 こんなものは
 間違っている!!

 俺は間違いを
 正したいだけだ!!」

アリババ
「…」

シンドバッド
「…まぁ、【運命】を
 破壊するのが

 俺の【運命】と
 言った所だ

 君には理解しようも
 なかったか?」

アリババ
「いや、理解できました」

シンドバッド
「!!」

アリババ
「つまり、シンドバッドさんは
 皆を守る為に戦おうと
 しているんですよね?

 単純に今いる人達を
 十年二十年生かす為
 じゃなく…

 いつか来る

 俺達が【運命】を
 理解して虚しさに

 心を食い殺される日を
 避ける為には

 【運命】を司ってる奴等
 を倒すしかない

 そういう事ですよね?」

シンドバッド
「…そうだ」

アリババ
「あなたには大義名分ある

 なのに皆には
 理解してもらえない…
 俺には理解できました…

 シンドバッドさんは、
 バルバッドで俺達を

 助けてくれた頃から
 何も変わっていません!!」

シンドバッド
「…」

アリババ
「でも、俺は
 嫌気がさしました!

 大義名分の為なら
 なんでもする自分が
 心底嫌になりました!」

シンドバッド
「何を…
 言っているんだ…!?」

アリババ
「これは皆の為の
 戦いなんだって思うと…
 なんでもできやしませんか?」

シンドバッド
「?」

アリババ
「大義名分があると…
 立ち止まれなく
 なりやしませんか?」

シンドバッド
「…!?」

アリババ
「俺はシンドバッドさんの
 良い所をたくさん知ってます!

 革新を求める冒険者

 でも、皆を守ろうとする
 王者の顔も、あなたの一部です…

 今、どっちの為に
 戦っていますか?」

シンドバッド
「…?」

アリババ
「大義の為に、
 守りたいものの為に、
 我を忘れてはいませんか?

 守る為ならなんでもする
 俺達は…」

シンドバッド
「…」

【シンドバッド回想】

聖宮に来たアラジンたちに
シンドバッドが言った場面

シンドバッド
「築いたものを愛し過ぎて
 しまうという事さ

 家族一人守る父親から
 大帝国を守る母親まで

 守りたい気持ちは
 自然な気持ちだ

 だが皮肉な事に、
 その為に戦争を起こす

 俺達人間は
 そう言う風にできている

 夢を描き叶え、
 守る時に俺達は
 武器をとるんだ

 そしてどんな事でもする…」

【回想終了】

アリババ
「あなたは今、
 自分がそうなっている事に
 気付いていますか?」

シンドバッド
「…」

少しの間を置いた後…

シンドバッド
「ふ…なるほどな

 俺は【聖宮】に入る時に
 大義名分にしがみつく事は
 やめたと思っていたんだ

 だが、今のおれもまた
 過去に愛した者達を
 捨てきれない

 ただの人間のままだと
 言う事か」

アリババ
「そうです
 だから冷静になって
 もう一度
 考えてみましょうよ!」

シンドバッド
「では君はどうしたいと
 言うのだ?

 このままソロモン王が
 作った世界のままでも
 いいというのか?

 いつか誰もが
 【運命】を理解して、
 虚無感に心を壊される

 そして仲間だった
 者同士で殺しあう…」

アルバ
「…」

シンドバッド
「その可能性に見て見ぬふりを
 してもいいというのか?」

アリババ
「はい、そうです
 遠い未来よりも
 今を精一杯生きる事が
 大切です」

シンドバッド&アルバ
(やはり無理だったか

アリババ
「…と以前の俺なら
 答えていたでしょう!」

シンドバッド&アルバ
「!?」

アリババ
「でも、俺って凄いんですよ
 一度死んだんですよ
 そして生き返りました

 シンドバッドさんとも
 アラジンとも全然違う…

 別の作戦を
 思いついたんですけど」

【続く】

煽り
「不敵!!
 次号、アリババらしい
 妙案が!?」

788: 2017/04/21(金) 16:16:12.49 ID:DwHb2LeD0
シンドバッドが話し合いをしないってのはめっちゃ正論だわな

791: 2017/04/21(金) 17:35:39.38 ID:H0kKavFD0
これから一気にたたむのかババさんの作戦でおじさん味方になってダビデがラスボス復活なのか
どちらにしても何だかな

793: 2017/04/21(金) 17:45:03.15 ID:ngZaJjL6a
結局のところソロモンは運命の支配を変えられて無かったのか?

799: 2017/04/21(金) 18:55:28.03 ID:6vMldbtHa
>>793
更に譲位の神がいてそいつが云々ってやつじゃないのか?知らんが
作者は分かりにくい抽象的なやたら線のある宗教画じゃなくて
運命だの神だの多重構造だの整理して点と線でいいから図にしてほしいわ

794: 2017/04/21(金) 17:50:55.05 ID:6vMldbtHa
ディベートの議題である運命、世界の構造、全てがフワッフワの設定過ぎてね…
ディベート以前にまともな資料がなくそれぞれの認知バイアスで語ってるようにしか見えない

797: 2017/04/21(金) 18:20:32.19 ID:DACWLOuv0
白龍とアリババのディベートはなかなか良かったぞ

801: 2017/04/21(金) 19:45:43.19 ID:18GUl6NMa
シンドバは対セレン対紅玉といい議論に弱すぎない
すぐ黙るし
しかしアルバとシンドバのシンクロナイズドスイミングちょっと笑った

804: 2017/04/22(土) 01:53:35.35 ID:C6obldDU0
単純に予想外のこと起きたら頭が回らなくなるタイプなんじゃね
アリババの無茶な要求飲んだりもするし

802: 2017/04/22(土) 00:24:41.25 ID:GDlBVRVj0
アラジンにだけは傲慢って単語ちらつかせて口で勝てるのにな

805: 2017/04/22(土) 02:04:33.07 ID:tVoMLlWjd
>>802
おめーは過去の遺物でこの世界には無関係だから黙ってろって言うのは
アラジンにはめっちゃ効いてたが結構酷い言い方だw

806: 2017/04/22(土) 02:08:01.82 ID:vupkf4XW0
まあアラジンはソロモンやウーゴくんがやらかした分の負い目もあるからしゃーない

引用元:http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/wcomic/1486717097/



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