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329: 2017/05/12(金) 15:08:27.33 ID:mbJ5AUTC
【リオネス城~城下町~】

犬の散歩をしているおばさんが
古城に何か落ちてくるのを見る

おばさん
「…何か古城の屋上に
 落ちてこなかった?」


「ワォン!」

【古城】

古城に落下して来たのは
キングとディアンヌ

キング
「…やあ皆、久しぶり(汗」

ディアンヌが起き上がる

マーリン
「二人共息災か」

バン
「どっから出て来てんだよ♪」

ゴウセル
「…」

エスカノール
「ディアンヌさん!
 キングくん!
 ご無事でしたか!」

ディアンヌ
「また皆に会えて
 ボク…嬉しいよ!!

 これで団長が
 生きてさえくれたら…

 ぐすっ」

涙目になるディアンヌ

キング
「オイラもキミと
 同じ気持ちさ…」

メリオダス
「生きてますが?
 尻の下でかろうじて」

ディアンヌ
「にゃっ!?」

ディアンヌが尻をどける
胴体が埋まったメリオダスが
地面から顔を出している

キング
「は?(汗」

ディアンヌ
「…(汗」

目を丸くして驚く2人

その時、横の扉の方から
バルトラが歩いてくる

バルトラ
「この時を待ちわびたぞ…
 ようやく集まったようだな…!
 【七つの…」

だがその時、
ディアンヌとキングの声により
バルトラの声がかき消される

ディアンヌ&キング
「団長のお化けー!!!!!」

地面から出てくるメリオダス

メリオダス
「はっ」

バン
「カッカッカッ♪
 こんなとぼけた
 ちんちくりんの幽霊が
 いるか♪」

エスカノール
「バンさんのいう通り
 正真正銘、生の団長ですよ!」

バルトラが手を伸ばしたまま
扉の前で固まっている

バルトラ
「…」

メリオダスの足を
ディアンヌが指でつつく

ディアンヌ
「本当に生きてる~!!」

涙を流すディアンヌ

メリオダス
「ざっくり言うと
 まぁ色々あって
 生き返ったのだよ」

キング
「ざっくりしすぎだよ」

飛んでいたキングが
地面へと降りてくる

メリオダス&バン
「!」

キング
「オイラ…団長のこと
 勝手に色々誤解して…

 酷い事もたくさん
 言っちゃったよね」

 その、ごめん…」

その時、メリオダスとバンが
キングの背中の羽根を見る

メリオダス
「キング…
 お前この羽どした?」

キング
「ちっちゃ♬」

メリオダスがキングの羽根を
つんっと触る

メリオダス
「とうとう生えたか!!
 オメデトウ!

 これでお前も立派な
 大人の仲間入りだ!」

バン
「かっかっかっ♬
 サイズはお子様だけどな~♬」

キング
「もー!!何さ!!
 人が真面目に話して
 いるのにぃ!!(怒」

ディアンヌ
「キング~怒らないの!!」

メリオダス
「はっはっ、めでたいの~」

バン
「カッカッ、酒盛りしよ~ぜ♬」

ディアンヌ
「団長もバンも喜んで
 くれてるんじゃない」

キング
「そうかな~?」

ディアンヌ
「も~そうなの!」

キング
「ま…まぁディアンヌが
 そう言うなら…///」

メリオダス
「…ん…なんか変わったか?」

キング
「やっぱり
 気付いちゃった?

 いやあ…
 自分で言うのも
 なんだけどさ

 やっとオイラの気持ちが
 届いたと言うか

 通じ合ったと言うか…
 結ばれあったと言うか…」

メリオダス
「お前じゃなくて
 ディアンヌだよ」

そうメリオダスに言われ
顔を真っ赤にするキング

ディアンヌ
「うん!ボク…
 記憶が戻ったの!」

ゴウセル
「!!」

マーリン
「記憶が…?
 それは本当か?」

ゴウセル
「あり得ないな
 消去された記憶が
 戻る事はない」

ディアンヌ
「それは違うよ、
 ゴウセル…

 心に深く刻まれた
 大切な記憶は

 例え忘れたり
 靄(もや)に隠れても
 絶対に消えないんだよ

 そうキミの生みの親が
 言ってた

 だから僕は
 三千年前の彼とキミとの
 約束を果たす」

メリオダス&マーリン
「!?」

ディアンヌ
「ゴウセル、一緒に
 キミが失くした心を
 取り戻そう!!」

ゴウセル
「俺が…失くした心…?」

メリオダス
「ディアンヌ…
 今、さらっと
 三千年前って
 言ったか?」

バン
「夢でも見てたんだろ♪」

マーリン
「ありえない話ではない…
 おそらく女神族に伝わる
 【刻帰りの術】だ」

メリオダス&バン&エスカノール
「!!」

エスカノール
「それにしても失くした心とは
 一体どういう事でしょう…?」

その時、バルトラが
前に出ていこうとする

バルトラ
「…私の予兆によれー…」

マーリン
「国王の予兆によれば…」

また出ていくタイミングを
逃したバルトラ

バルトラ
「…うぐぐ」

マーリン
「そこに映ったゴウセルには
 【かつて】の感情が
 灯っていたそうだ」

エスカノール
「え…?それってまさか…」

マーリン
「ああ、かつてのゴウセルには
 心が存在していた…
 という事になるな」

一同
「!!」

その時、前に出て来るバルトラ

バルトラ
「ウォッホン!
 その事なら私が話そう!」

一同
「バルトラ国王!?」

バルトラ
「やっと登場できたわい」

メリオダス
「いつからいたの?」

バルトラ
「言うな」

バルトラがゴウセルに近寄る

バルトラ
「これを探し当てるのに
 だいぶ時間がかかったが…

 ようやく見つかったよ
 覚えておるか、ゴウセル?」

バルトラが取り出したのは
ゴウセルの魔法の心臓

それを見た瞬間、
ゴウセルの脳裏に
ナージャの記憶が
一瞬だけ蘇る

ナージャ
【ゴ…ウセ…約束…】

メリオダス
「バルトラ、そりゃ一体」

その時、ゴウセルが古城から
飛び降りて逃げて行く

一同
「!?」

ディアンヌ
「えっ…!」

バルトラ
「ゴウセル待て…!」

地上に降りたゴウセルが
走り去っていく

エスカノール
「きゅ…急に
 どうしたんでしょう?…」

メリオダス
「小便かな」

マーリン
「あやつは人形だぞ」

バン
「ウンコだろ♬」

キング
「だから人形だって」

ディアンヌ
「国王様…
 何を見せたの!?」

バルトラ
「え?」

ディアンヌ
「それを見た途端、
 逃げたように
 見えたもん…」

バルトラ
「…これはかつて
 ゴウセルの胸に
 入っていた物だ

 彼自身の話によると
 心の魔法が
 込められているとか…」

エスカノール
「心の魔法…!!

 なんて素敵な詩
 (ポエム)が

 思いつきそうな言葉
 (フレーズ)でしょう」

羽根ペンを持つエスカノール

マーリン
「心の魔法…?国王陛下…
 少し見せてもらえるか?」

バルトラ
「う…うむ」

バルトラがゴウセルの心臓を
マーリンに渡す

ディアンヌ
「それよりも!

 早くゴウセルを
 追いかけよう!

 このまま
 放っとけないよ!!

 それからマーリン!
 ボクを小さくして」

バン
「先に捕まえた奴に
 全員で一杯おごる
 ってのはどうだ?」

キング
「こんな時まで
 キミって奴は(汗」

エスカノール
「団長!!」

メリオダス
「【七つの大罪】
 七つの掟…その四

 【仲間の危機は団員一丸
  全力で助ける】だ!!」

バン
「おう!!!!」

古城から飛び降りる一同
キングがディアンヌを
お姫様抱っこしている

【リオネス城~城下町~】

メリオダスとバンが
街を駆けながら
ゴウセルを探している

バン
「…なぁ、団ちょはあいつが
 人形だって事知ってたのか?」

メリオダス
「まーな…
 あいつを作った奴の事も
 よく知ってるよ

 魔神の王も一目置く程の
 魔術師だった」

バン
「なるほど~♪
 ゴウセルを見りゃ
 一目瞭然だわな」

メリオダス
「その腕がたたって
 【十戒】の【無欲】に
 選ばれちまった」

バン
「【無欲】ねぇ」

メリオダス
「【無欲】は
 欲という欲を抱いた者

 全ての記憶や感情を
 奪っちまう」

バン
「お~コワ♪」

メリオダス
「だから魔神の王は
 奴を牢へ幽閉せざるを
 得なかった

 奴はゴウセルを
 自分の分身として
 生み出したのさ

 容姿は恋人と瓜二つ

 …でも決して
 情欲を抱かぬよう
 男の体に作ったんだと」

背景には本体ゴウセルと
ゴウセルが向き合う描写

バン
「…ヒデェ…話だな…」

メリオダス
「…ああ」

立ち止まって街を見る2人

メリオダス
「しっかし人形だけに
 参ったぜ」

バン
「気配じゃさっぱり
 捜しようがねぇな

 呼べば答えるわけでもなし…
 チッ」

【エスカノールサイド】

街を歩くエスカノールが
ゴウセルの名前を読んでいる

エスカノール
「ゴウセルく~ん!!
 お~い!

 応えて下さい!
 ゴウセルく~ん!!

 ゴウセ…ゲホッ…ルくん!
 ゲホッゲホッ!ヒッ ハァッ

 応えて~!!」

街人
「?」

ゴウセルは髪を変身させ
近くを歩いていた

その時、急にフラフラと
歩き始めるゴウセル

通路の壁に当たりながら
フララフと歩くゴウセル

街人
「大丈夫かい、お嬢さん?」

歩き続けるゴウセルの
髪の変身が解ける

ゴウセル
「…俺に心があった?
 …分からない…

 …なぜ俺はバルトラの
 手にしたモノを見た途端
 逃げ出したんだ?

 何も思い出せない
 …俺は何を恐れている?」

古城の方を見た後、
前に向き直るゴウセル

いつの間にかリオネス城の
外壁まで来ていた

ゴウセル
「…!!
 …なぜ俺はここへ…」

その時、ゴウセルの脳裏に
ナージャとの思い出が
一瞬だけ蘇る

ゴウセル
「このノイズは…?

 ダメだ…
 ここは…良くない…

 不具合の原因が
 分からない異以上…

 記憶(メモリー)ごと
 消去せねば

 【消えゆく彼岸】
 (ロストワールド)」

ゴウセルが記憶を消そうと
矢を出現させようとする

その時、ディアンヌが
ゴウセルを見つける

ディアンヌがゴウセルに
勢い良く走っていく

ディアンヌ
「だっめーーーーっっ!!」

ディアンヌがゴウセルに
ドロップキックを放ち
矢を出現させるのを阻止する

煽り
「記憶消去を一蹴!!

 交わした約束を果たすまで
 絶対に逃がしはしない!

 ディアンヌ、小さくなって
 ゴウセルを補足!!

 ゴウセルの心を取り戻す
 奮闘が幕を開ける!!」

332: 2017/05/13(土) 01:38:27.82 ID:1fxTSyHe
無欲の戒禁が欠陥品すぎるな

334: 2017/05/13(土) 06:41:56.13 ID:5+Ahw8/y
魔法の心臓を探しに行くのかなと思ってたら
バルトラ王が持ってくるとか・・・
すごい勢いで話を畳み始めたな
あと、メリオダスが゛平気な顔して仲間に嘘をついてたと判明
(ゴウセルが人形だと知らなかったとディアンヌに言ってたのは真っ赤な嘘だった)
何の意味と必要があって嘘ついたんだ? ディアンヌに団長は凄いねって言ってほしかったから?

338: 2017/05/13(土) 10:06:20.18 ID:yFYq5deG
>>334
団長忘れてたんだろ
感情が戻るほど記憶が戻っていく
もしくは話できるようになるか
今まで隠していたのにバンにあっさり教えたりしていたし

340: 2017/05/13(土) 13:32:58.64 ID:cBtZKLhK
no title

団長知ってたのかよ....

335: 2017/05/13(土) 06:52:14.03 ID:l996XY8Y
ばっちょ忘れてる説

336: 2017/05/13(土) 06:57:58.30 ID:ThLveytg
心臓はゴウセル外伝でバルトラの姉に与えて失ったモノだから
バルトラが持ってくるのは極々自然な流れだと思うが

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